本当のSEO対策とやること3つ!初心者が押さえておくべき考え方とは?

SEO対策の本当の話を知っていますか?

「WordpressはSEOに強い」

って、よく言われますが、この意味するところをご存知ですか?

うわさのSEO対策、

  • 検索結果の上位にあげるためのテクニック

とか、

  • 自分のサイトを検索上位に挙げるためのGoogle攻略方法

など思っていませんか?

実は、違うんです!

「SEO対策」と聞くと、

  • やることが多くて複雑だから、初心者には難しい
  • 専門業者にお金を払ってやってもらうもの

とかとか・・

何か悪事に近い、よくない印象を持たれる方が多いかと思います。

悪事を働くイメージ

私もwordpressを始めたころは、このように勘違いしていました。

が、Webを学ぶにしたがって、これが誤解だったことがわかりました。

SEO対策って全然悪いことではなく、「すごくいいこと」なんですよー。

そこで今回は、

そもそも正しいSEO対策とはなんなのか?

そのためにやることは何か?

についてお伝えしますね。

Web初心者の方にとっては、私がそうだったように、きっと目からうろこ!となる新情報ですよ。

ではまず、SEO対策とは、いったい何なのか?についてご説明していきます。

目次

正しいSEO対策とはなにか?

SEOのイメージ(虫メガネ)

まずSEO(Search Engine Optimization)とは、直訳すると「検索エンジンの最適化」。

つまり、検索エンジン(GoogleやYahoo)での検索結果を最適化する、という意味です。

・・って、

「やっぱり、検索結果で上位にあげるテクニックのことじゃないの?!」

って思いましたか?

または、

「最適化って言われても意味がわかんないのよね。。」

とか。。

そうですよね。
誤解しがちなのが、この「最適化する」というところ。

検索結果を最適にする、とはつまり、「求める人に、情報を正しく届ける」ということなんです。

ちょっとずつ印象が変わりましたか?

Googleはお客様により良いサイトを紹介することを目的としているので、

よいSEOは積極的にどんどんやってOKなんです。

つまり本当のSEO対策としてやることは、

「Googleに好かれるように技を駆使してサイトを上位に挙げる(押し売りする)」のではなく、

「お客様が本当に求めている情報を的確に表示する」ということ。

Googleはユーザーが求める情報に、よりたどり着きやすいように、サイトの情報収集と検索順位を決定する技術を日々絶え間なく進化させています。

SEO対策についての誤解は解けましたでしょうか?

では次から、SEOためにやることはなにか?について一つずつご紹介します。

「よいSEO対策」でやるべきことは?

Googleの目的は、

「ユーザーが検索したときに、より役に立つ情報が書いてあるページを表示すること

とお伝えしましたが、証拠があるんですよ。

Googleが公開している「Google 検索エンジン最適化スターターガイド」をご存知ですか?

Google検索エンジン最適化スターターガイド

そこには以下のように明記されています。

SEOは本来、サイトを訪れるユーザーのために行われるべきだと私たちは考えています。

サイトのコンテンツを利用するのはユーザーであり、検索エンジンはユーザーがコンテンツを見つけるために使われているに過ぎません。

「ユーザー目線」であることがよくわかりますね。

さぁそこで、この検索順位はどのように決定されているのでしょうか。

活躍しているのが、ロボットです!

Googleが使うロボットって?

googleのロボットイメージ

Googleは「googlebot」という名前のロボットを使って、世界中のWebサイトを巡回させることで、Webページの情報を集めています。

ロボットがインターネット上にある家を一軒ずつ訪問していくイメージです。

Googleロボットが世界中のサイトを巡回する

ロボットは各おうちを訪ねては、部屋から部屋をくまなく回って、出たり入ったりしながら、各部屋の情報を集めて、Googleに報告します。

Googleはこのロボットが集めた情報をもとに、検索ワードに対してどのページを表示させるか決めているんですね。

つまりSEO対策でやるべきことは、

  • まず、質の高い記事を書く
  • 記事の内容をロボットにわかりやすいように伝える

ということがイメージできたでしょうか。

では、このスターターキット書かれている内容をもとに、SEO対策として知っておくべき3つのことを順に紹介していきます。

ポイントは以下の3点です。

  1. 適切なタイトルと概要をつける!
  2. Webサイトの構造を改善する!
  3. 最重要!質の良い記事を書く!

では、一つ目のやること「タイトルと概要の設定」から順にご説明していきますね。

やること1つ目!タイトルと概要の設定

SEO対策の基礎となるのは、下記の2点です。

  • 適切なタイトルをつける
  • ページの内容を正確にまとめた概要を設定する

では順にみていきますね。

適切なタイトルをつける

タイトルはいうまでもなく検索結果で一番上の行に表示される言葉ですね。

検索結果でタイトルは一行目に表示される

このタイトルはユーザにも検索エンジンにも、このページは何について書いてあるものか?を伝えるものです。

私たちも何かを検索したときに、どれをクリックするか判断するのに最初に読むのがこのタイトルですよね。

次にページの概要です。

正しい概要を書く

検索結果のタイトル下にはページの説明文が出ますよね。

これは、descriptionメタタグといって、検索エンジンにこのページにはどんなことが書かれているか?を伝えるものです。

この内容はタイトルのすぐ下に、説明文(スペニット)として表示されたりするもので、キーワードの部分が太字になります。

検索結果で概要はタイトルの下に表示される

タイトルを読んで、さらにどのページをクリックするか選ぶときの参考に、じっくり読んだりしますよね。

ページの入口となるタイトルと概要の次は、サイト構造のお話です。

やること2つ目!サイトの構造を改善する

サイトの構造改善として挙げられる下記3点をご紹介していきます。

  • 適切なURLにすること
  • サイトマップをつくること
  • パンくずリストを作ること

URLを整える

URLはインターネット上の住所です。

これを、ユーザーにもロボットにも、わかりやすいようものにするほうがよいですよ。という意味です。

悪いURLの例
URLの例

わかりづらい文字の羅列だったり、暗号のようなものよりは、記事の内容を表す英数字等の方が親切ですよね。

サイトマップ(サイトの地図)をつくる

サイトマップとは、デパートやショッピングモールで言うところのフロアマップのようなものです。

食器を買いたいんだけど、生活用品のフロアは何階のどこかなー?」

など、調べるときに手に取ったりしますよね。

インターネットをしていても、サイトマップというページをご覧になったことがあるかと思います。

このようなサイトマップがあると、ユーザーにやさしい(=Googleの評価アップ!)です。

サイトマップの例

また、上記のようなサイトマップやユーザー向けの他に、ロボット向けにも作ることが重要です!

これはWordPressの機能を使えば簡単に作ることができます。

パンくずリストを用意する

パンくずリストって、おもしろい名前ですよね!

これも見たことがあると思うんですが、今あなたがWebサイトのどこにいるか?がわかるような案内板のことです。

パンくずリストの例

これがあればいつでも、元のページに戻ることができますよね。

ちなみにこのパンくずリストという名前、「ヘンゼルとグレーテル」のお話で、二人が暗闇の中でも家に帰れるように道の途中で落としていった「パンくず」が由来なのだそうですよ!

でも確か、パンくずは動物に食べられてしまって、家には帰れなかったような。

 

これもWordpressで作れば簡単に用意できます。

ページの入口、サイトの構造を整えたら、最後に、最重要となる記事の内容です!

やること3つ目!質の良い記事を書く

最強かつ基本のSEOは、なんといっても「いい記事を書く」ということです。

  • ユーザーにとって価値がある
  • 新鮮独自性がある
  • 読みやすい
  • 自然発生的にメールやSNSでシェアされる

このような内容のものは、「いい記事!」として評価を高めます

具体的にはどんなこと?って気になりますよね。

「読みやすさ」については、いくつかのポイントがありますよー。

リンクを改善する

Googleロボットはリンクも巡回する

Googlebotはおうちの玄関だけでなく、入った部屋にあるドアをすべて開けて巡回します

Aoha

自分の家を知らない人に徘徊されると困るけど・・

なので、このドアについている名前(リンクの文字)も『このドアを開けるとこんな部屋があります』ということがわかるものにする方がいいです。

「ここをクリック」とか「こちらからどうぞ」とか、いろんなページでよく目にしますよね。

でも実は、このように開けてみないとわからないようなリンク名は、避けたほうがロボットに親切なんですね!

画像を上手に利用する

ページには画像を使う場合も多いですが、この画像についての情報をなるべく多くGoogleに伝えることも大事です。

つまり、画像がなにを表しているかという情報を入力しておくことも重要。

これは、代替テキスト、といって、視覚障害がある方や、何らかの原因でページの画像が表示されないときに、代わりに画面に出される説明文。

このテキストを設定しておくと、「この記事には、こんな情報が画像でも提供されている」と検索エンジンにアピールすることにもなります。

この代替テキストもWordpressでは簡単に入力できますよ。

見出しをつける

文字がぎっしりのページ

文字がページにぎっしり!つまっていると、読む気になれないし、がんばって読んでも目が疲れちゃいますよね。

本に章や小見出しがあるように、ページにも見出しをつけた方がユーザーに優しい(=評価アップ!)ということです。

SEO対策でやることは何か?を考えるときには、まず自分が読む側になること。

「どういうページを読みたくなるかなー?」と考えることが、よい記事を書くヒントになるってことですね!!

まとめ

今回は、Web初心者の方に向けて、本当のSEOとその対策としてやることは何か?についてお伝えしました。

最強のSEO対策とは

「自分のサイトを、検索上位に表示させるための対策」

ではなく、

「読み手に必要とされる情報を、正しく発信すること」

です。

そして、その正しい方法は、

  • 適切なタイトルと概要を設定すること
  • サイトの構造を改善すること
  • 質の良い記事を書くこと(最重要!)

この3つです。

やることがたくさんありますが、ユーザー目線で一つ一つ意識して設定することが本当のSEO。

そしてこれらの方法をWordpressで行うのは簡単ですが、アメブロ等の無料ブログですべて実践するのは難しいんですね。

WordPressで作るブログは検索上位に上がりやすいと言われる要因の一つはこんなカラクリだったというわけです。

最後になりましたが、今回ご紹介したそれぞれの具体的な方法を知りたい方は、まさに今お話ししたGoogleなどの検索エンジンで「検索」してみてください。

Googlebotくんがあなたに最適な答えをたくさん出してくれるはずですよー。

googleロボット

ウェブマムも、本当のSEO対策ができるようにサポートいたします。
一緒に成長していければうれしいです。

長い記事を読んでいただき、ありがとうございました!!!

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